クレディットカードとは「
後払い」のこと。
通常15日〆の翌10日払いです。

その為、カード発行会社によるクレディット(
貴方の信用)を審査する手続きが必要となります。
クレディットカード(
以後CCと略します)を契約(選択)する
基準はご自身のCCの利用方法次第となるようです。
ステータス、ポイント還元、年会費無料、附帯保険、ETC無料等などの基準です。
しかし、海外に旅する方の関心事は、
CCが提供する海外旅行保険が「
自動附帯」なのか、「
利用附帯」
なのかだと思います。
自動附帯:海外旅行に行くだけで、各CCが提供する旅行保険が
自動で附帯(付いている)してくる。
旅に出る前に、何か手続きをする必要はありません。
利用附帯:旅行保険を附帯する為には、旅行前の費用の一部(旅費、各種交通費、
お土産など、なんでもOK)をそのCCで利用しておくことが条件となります。
次に確認すべきは
附帯保険の内容です。
・死亡・後遺障害:通常のCCは何千万円が保険されているが、旅先での
重要保険要素は傷害・疫病治療額じゃないでしょうか?
ご自身が別途生命保険に加入していれば、死亡保険の最高
金額はあまり選考対象にしなくていいと考えます。
・傷害・疫病保険:通常は150万~200万です。 但し、実際掛った費用を
上限に加算されるので、複数枚のCCを持っていると
1枚目CC200万、2枚目200万なら400万まで保険される。
海外での治療費はバカ高い場合があるので、これを十分
担保しておくことは安心に繋がると思います。
但し、CC発行会社が同じの場合、加算されない場合が
あるので、チェックが必要です。
・他に賠償保険、携行品保険、救援者費用などがカバーされているが、
このあたりはご自身の判断(旅行の内容など)でよいでしょう。
・次に重要な項目は
保険期間です。通常90日以内の旅行の場合はCCの
附帯保険が有効ですが、90日を超える場合は
別途海外旅行保険に加入した
方が無難と思われます。(例えば何らかのビザを取得してロングステイ
する場合など)
娘がカナダに留学したときは、歯の治療保険を含め13万~/年ほど
かかった記憶があります。
海外で長期滞在する場合は、国民健康保険の適用も申請できます。
海外では一端立替払いをし、所定の手続きを役所ですれば、
最高給付70%が戻ります。但し、請求期限は治療費を払った翌日
から起算して2年です。診療明細、領収書が必要です。他にも条件あり)
・CC附帯保険でカバーされていない項目として疫病死亡、航空機預託手荷物
遅延、航空機遅延などがあります。
・年会費永年無料は魅力ですが、利用明細を郵送するといくら(例:960円/年)
とか(Web明細にすれば無料となる)、キャシング手数料がいくらとか
(105円~210円/一回、金額次第)など、実際利用してみないと解らない
経費が必要になってくる場合があるので要チェックです。
・CCで何かトラブッた時のサポート体制も事前確認したいですね。
(電話が繋がりにくいなど)
事故った時、海外からのサポート電話が繋がらないでは話にならない。
ネット上に各CCの比較・分析しているサイトが沢山あるので、参考
にし、ご自身の判断材料にされたら良いと思います。
(検索キーワード:クレディットカード比較、附帯保険など)
最後はどこまでいっても:
自己責任・自己管理が原則です。
100%の答えはありません。
以前お話したように、
利用明細記録を必ずメモし、請求明細と確認することが
自己防衛の最重要作業となります。(事故が起きた場合の保険がついているか)
僕はレシートなど3つ、4つは旅の途中で無くしてしまうので、
必ず利用明細をメモるようにしています。
僕の
現在の個人的結論は:(海外旅行をベースとして考える場合)
CC附帯保険の内、傷害・疫病保険限度を上げる為に、複数枚のCC組み合わせを
考えること。
(年会費永年無料とか、自動附帯がベストかもしれませんが、
ある程度のお金を払って
自分にあった、安心・便利なCC+保険を
もって旅行に備えるのも1つの考え方と思います)
僕は10日程度の海外旅行の場合、最近は複数枚のCC附帯保険だけで済ませています。
長期旅行の場合は、その旅行の内容、期間(例:90日以上なのか)、旅行先の状況、
旅行中なにをするか・・・などなどを判断材料として
必要と判断したら、保険会社の
海外旅行者保険に追加加入することを考えます。
保険会社によっては、CCで足りない部分を補う旅行者保険をオーダーメイド
で提供しているケースもあります。
以上は
現在の僕の考え方だけなので、ご自身のCC利用の目的と附帯保険内容、
CCの組み合わせ、等などをご検討いただき、最新情報を基に選択するのが良いと思われます。
以前、三位一体カテゴリーで、
現金の持ち方、
国際キャッシュカードについて綴りましたので、あわせてご覧いただき参考にしていただきたく思います。
既にご存知の方もおられると思いますが、再確認できたらポチットお願いします

