
先日TVで「がんを生きる新常識」という番組をみました
自らがんを経験した6人のお医者さんが
がん対応の普通診療(健保)と自由診療(効果のエビデンス
が確認されていない保険外治療)の比較をされていました
6人中5人が自由診療には賛成していなかった
賛成の一人も病人ご自身の生活環境、経済面、年齢などを
勘案しての条件付き賛成でした
僕の場合は食道がんステージ3で普通診療での治験薬物療法
を選択しました
治療内容は
・一か月1週間づつの入院で4ケ月の治療
この間に抗がん剤を連続72時間投与
放射線治療28日間連続を併用治療しました
治療終了後ほぼ3年で現状バンバンの健康で
煙草はやめたけど、お酒は以前どうりで体重も治療前
に戻っています。(治療中は-10Kg)でした・・・
(ただし、副作用はアチコチに出ているように感じますが)
TVスタジオにはガン経験者が多数出席して
ガンへの恐怖とか治療方法をもとめて病院を
点々としたとか、家族への心配を現実感を
もって話されていました
また、みなさん一様にガンと戦う切実なご体験を話されて
いました
僕が食道がんになったとき、癌細胞をやっつけるという
感覚は持ち合わせませんでした。 年も年だし!
どちらかというとガン細胞も自分の細胞で突然変異して、
それが増殖していく状態という感覚でした。よって、癌細胞
と共存する考えでした。 ガン細胞くんにもこれからもメシを
奢っていくから、あまり身中で暴れんでくれよ~って感じ
でした。 僕のガン治療メモはこのブログ中
「身中の虫」カテゴリーで綴っています。
(もちろん、若い人の場合はこんな簡単に割り切れない場合も
たくさんあると思いますが・・・)
このTV番組の中で、皆さんガン=死という感覚でお話を
されていました。 ここで僕が思うのはガン=癌=終わりという
言葉があまりにも暗~いイメージをもっているので、
癌という言葉を別の言葉にしてはどうかな~って思うことです。
僕は「オデキ虫」と呼んでいますが、ガンも健忘症とか
脚気と同じ病気の一つと考えられるようにしたらどうでしょうかね~?
それからもう一つ、経験から大事なことを:
オデキ虫が暴れだす前にはそれなりの期間前に体調変化が現れ
始めるということです。つまり、免疫力が落ちてくる兆候がある。
逆に、オデキ虫を適当に飼いならすためにはこの「自己治癒力」
なり「免疫力」を強くすることが薬以上に効果を発揮するという
ことです。 ストレスが一番よくありません!!!
追記
ここに書いた一文は私個人の印象です。 ガンにもたくさんの
種類があり、一概に答えがない場合がありますので、
どうぞ誤解の無いように読んでいただきたいと思います。
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