
(サッポロ・赤星 633)
この焼き鳥屋さんは半年以上ぶりかな~
暖簾をくぐった途端 もうもうと立ち登る煙の向こうから
焼き担当の店長が親しみの笑顔で「
らっしゃい!」と声をかけてくれた
僕たちの顔をおぼえていてくれたようだ・・・ビックリ

以前この焼き鳥屋さんの暖簾をくぐったのは
たしか金曜日の夜だった
店内満員で「この店長」が一人で大きな店を切り盛り
焼き担当をしていた 上半身煙にいぶされ
額から汗がしたたり、着ているはっぴの背中あたりも
汗がしみでているようだった

(定番:手羽先)
ただひたすら燃え盛る炭火を見つめながら、次々と上がってくる
注文伝票を無言でつぎつぎと一人「焼き」をこなしていた
満員のお客さんのざわつく席と一人きりの汗だくの焼き場とは別世界だった
ぼくらが注文したものは全て「うまい!」焼き加減だった
カウンターと焼き場とはコロナ対策のスクリーンで仕切られ
声はとどかなかった

(お勧め:エビしそ巻き)
焼き担当の店長のひたむきな仕事ぶりに感動し
スクリーンをおもわずトントンと叩き、店長にむけて
立ち上がって親指を立て、OKサインをだした・・われら夫婦二人そろって
これに気がついた店長、ふと頭をもち上げこちらを向いて
素晴らしい笑顔で答えてくれた(言葉はないがお互い通じていた)
我々が店を出る時、その店長は忙しい焼きの手を止め
わざわざ店の出口付近まで歩み寄り「ありがとう、またよろしく」
の挨拶をしてくれた 焼き鳥以上にうれしい瞬間だったね

(久保田・百寿)
それ以来の久々の今日の焼き鳥屋だ
夕方一番だったので客席はまばら・・・しかしお店に足を踏み入れた途端
「
らっしゃい~」とあの店長が満面笑顔で迎えてくれた
あの掛け声と笑顔は僕たちを覚えてくれていたと確信したね・・驚いた
その後もカウンター越しに焼き鳥を出してくれるたび、その笑顔は
「よく来てくれました!」と云っているようだった
うま~い焼き鳥を超える楽しい時間をもらったものでした
Thank yooou、笑顔の店長 !


スポンサーサイト