新年に間に合った わが家の胡蝶蘭

3年連続で咲いた、咲いた・・
よく頑張ってくれた・・うれしや~
今年は5花径もでて、蕾は20こほど
美しやら・・懐かしいやら
ランの花には思い出があるんよ
80年台後半、仕事でサイパンへ何度もでかけていた
ホテルはいつもHyatt Regencyに泊まっていた
そこの鉄板焼きラウンジにイタリア人のピアノ弾きがいた
大柄で鬼瓦みたいだけど、笑うと子供みたいなおっちゃんだった
名をBruceといった
(その昔、彼が姪っ子を日本に連れてきて、有名なデュオになった)
彼とはすぐ親しくなり友達になった
家に遊びにいったとき、彼は世界中のラン(Orchid)を育てていて
サイパンではOrchid House(ランの館)と呼ばれているのをしったよ

あるときホテルのラウンジで彼がピアノをいつものように弾いていた
ピアノの上にはチップ用の大きなワイングラスが置かれていた
彼をみつけたので、近寄りグラスにチップをいれようとしたら・・
彼は「恐ろしい顔とでかい目をギョロつかせ」こう言った
「ルーカス、友達にチップをするな!」・・すごい迫力だったよ
それ以来、ランの花は彼との思い出になった
ランの花が咲くたび、彼とそのピアノの音をおもいだしている・・♪

(左はカトレア 10年選手です いま3つ蕾つけている)
あの図体のでかい彼とたおやかなランとは簡単には
結びつかないが・・心根の美しさでは共通していたのだろう・・・
See U,Bruce・・・in a short while

