昨日「セミ」の初鳴きを聞いた 「シャ~シャ~のクマゼミ」だ!
遠い「夏休み」の音を聞いた気がした・・・

クマゼミはいつも高嶺の花のセミだった
高い梢で鳴いていて、鳴き終わると必ず
別の木に飛び立ってしまい、見失う だから、なかなか取れなかった。
でも、最近は身長の高さまで降りてきて鳴いている 気候変動?
だから手で簡単につかまえることができる・・・
夏休みの子供達はセミなどもはや追いかけなくなったからか?
ゲーム機よりアナログのほうが「面白い」のにナ~
「トンボ」とりもうまかったもんだ・・
細い竹竿に「鳥もち」を塗り付け、川とか池の淵で舞っている
「ヤンマ」をとる 舞っているとは同じ場所をいったり戻ったりしているから
舞っているという意味だよ 当時は「バッテいる!」と云っていた
名古屋弁だったんだろう
トンボは目がいいから、竹竿はトンボの前で
待ち構えてはとれない・・必ず目の前を飛び去ったその瞬間に
後ろから竹竿で追いかけるようにして「鳥もち」にくっつけてとる!
とりもちで捕まえたトンボは必ずトンボの羽についた鳥もちを
なめとって綺麗にしてやってから虫かごにいれてやらないとダメなんだ
こうしないと、トンボは長生きできない・・子供の経験の知恵だ!
昭和20年台のとりもちはひどい味だった エンジンオイルのようだった
鳥もちを綺麗にするには何度も羽根からなめとってやる必要があった
そのつど、唾をぺっ!と吐き捨てながらやっていた
「ヤンマ」をとる醍醐味はこうだ・・・
まず、メスを丁寧にやさしく捕まえる(メスは数が少ないから難しい)
捕まえたら羽根と羽根の間の胴体に細い糸を結びつけ、1メートルほど
糸をつけて自由に飛び回らせ、川端でオスが飛んでくるのを待ち構える
そのとき「おやま~、めいろ~♪」と叫んでメスを飛び回らせる・・
理由も意味も不明だが、年上の仲間に教えてもらったとうりにやっていた
盛りのついたオスは必死にメスと交尾するため、飛ばしている
メスに飛びついてくる・・・これをタモをつかって捕まえる
こうすれば「ひで~味のとりもち」を舐めとる必要がない・・・
そういえば、トンボとりを仲間としていて、川に落ちて
溺れそうになっている子供(自分も子供だったが)を
助けたことがあった 「お手柄三人組」のタイトルで
新聞を飾ったことがあったっけ・・
もひとつ、そういえば・・・だが
外国に行って、セミとかトンボをとっている風景を観た記憶がないんだが
外国の「鼻たれガキども」も同じことやっているのかな~
やっていて欲しいね~~夏だもんね~


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